簡単ストレス撃退法

ここでは私が脳卒中から回復してゆく途上で色んな人に教えていただいたり自分で勉強したすぐにでも出来る「ストレス撃退法」をご案内します。何分、自己流ですから勘違いもあるかも知れません。でもこうしたことをしている内に私は次第に元気を取り戻して来たことは事実です。

「ストレス」は社会復帰してゆく上で大変な壁です。「こころ」の波立ちが身体に与える影響は想像以上にあります。脳は特にストレスに敏感なところです。再発の危険を避け次第に気持ちを強くして行くまでの一時しのぎかもしれません。でもきっと役に立つと思います。馬鹿馬鹿しいと思われる前に実際にしてみては如何でしょうか。

<目次>
NO.1潜在意識1
NO.2潜在意識2
NO.3「ストレスはまず入れない。すぐ追い出す」方法
NO.4「ストレスをすぐ追い出す」方法
NO.5「一旦入り込んだストレスを追い出す」方法
NO.6 最強のストレス解消法
NO.7 すぐ治る犬のケガ
NO.8 進退極まった時
NO.9 ストレス「投げ出し」法
NO.10 言葉の力

--------NO.10で一旦終了-----------------


NO.1潜在意識1 01/01/29

フロイトの「潜在意識」については19世紀最大の発見の一つと言われているようです。(私はあまり詳しくないので自身の経験主体に述べますが)

心の中は表面から顕在意識、潜在意識、超意識の3層構造のようです。仏教ではもっと多くの段階を述べているようですが難しすぎて良くわかりません。
顕在意識は私たちが自分の心と思っている段階。超意識は内なる神の領域と言うことのようです。この間に潜在意識という自分では分からない「本当の心」の部分があるようです。

私は、病気をしたとき一番大切なのはこの潜在意識の部分だと思っています。ここで最も悪さをするのが「医師の一言」です。病気で弱った患者からすると医師の立場はまるで神様です。「医師の言葉は神の声」となり私たちの潜在意識に深く刻み込まれます。

「あなたの病気は治りません。」といわれた日にはもうダメです。その瞬間身体の「自発的治癒力」はいきなり活動を停止します。ご存じの通りすり傷ひとつでも本当に治すのは「自分の身体」なのです。薬はそのアシストの役割をしているに過ぎないのです。そのことを忘れると安々と病気に飲み込まれてしまいます。

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NO.2潜在意識2 01/02/07
人は自力で心臓も動かせないし食べたものの消化の働きを促すことも出来ません。これをやっているのは身体の勝手な力、自律神経系統が脳の視床下部付近の指示のもと動いているようです。「潜在意識」にはこの部分と密接なつながりがあると言われています。「潜在意識」にダメージがあると自律神経はもとより脳にも悪い影響を与えます。それが神経系を通して体調を乱して行きます。これは自分の経験からも実感されることです。
私達は今や情報公害と緊張感の高い環境の中で生活しています。テレビをつければ事件・事故の話。会社生活の中の人間関係はぎすぎすしている。昇進は遅れた。家庭では奥さんから給料が安いのだからタバコはやめろ。と言われたり、或いは息子が登校拒否でどうしようもない。親子関係がうまく行かない。年寄りの世話が必要だが面倒を見てくれる人も施設も無い。
そうしたことは好き嫌いに関係なく心に入り奥深くまで沈んで堆積して行くのです。そんなことが積み重なったりしていると心の奥底は「悪いものだらけであふれかえってしまいます」

不思議なもので悪いものほどよく溜まります。すると人は考えることがすべてマイナスに転んで行きます。「こんなことして大丈夫だろうか?」「病気は悪くなる一方ではないか?」など様様なことが潜在意識に刻み込まれて行きます。すると更に悪い循環が始まるのです。夜中に目を覚ます度にもっと悪い考えが膨らんできます。
眠る前と起きた直後というのは最も潜在意識にいろんな考えや思いが入りやすい状態と言われています。その時こう言う状態だったらいけません。何らかの病気になることはまず間違い無いでしょう。運良く病気にならなかったとしても仕事は弱気で進まず、人にはいつも優しく出来ず人間関係は悪くなり、運勢そのものが下降線をたどって行くと思われます。
私は自分が病気をする前、そして社会復帰の途上調子の悪くなる理由はこんな具合だったと思います。 皆さん心当たり有りませんか?

さてここまでが前提です。
「ストレスはまず入れない。」「入ってもすぐに追い出す。」そして「心の底にヘドロのように溜まった悪いものを次第に減らして行くこと」が必要です。
次回からはそれをお話したいと思います。

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NO.3 「ストレスはまず入れない。すぐ追い出す」方法
01/02/14


すごく簡単です。簡単すぎるので効果を疑う人が多いのですが効きます。

@「眉上げ法」
あっ!ストレスを受けたと思った瞬間に眉をぐっと上げてやります。不思議に気持ちが落ち着きます。

@「息吹の法」
ストレスの原因となる嫌な人や、嫌なことをまず思い浮かべます。そしてそのイメージごと気持ちの中に一旦入れた上で「ピッ」とタンつばを吐き出すように「捨て去る」のです。「ピッ」と音も出します。その後で「ああすっきりした」と自分に言うと完成です。つまりPCの記憶したものをクリア(消去)する要領です。

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NO.4 「ストレスをすぐ追い出す」方法01/02/22

今回は身体を揺らすことで一旦入ってしまったストレスを消し去る方法を2つご紹介します。これも簡単過ぎますが効果は間違いなくあります。続けるか続けないかだけが効果を左右します。

@「手首ブラブラ揺らし」
(片麻痺の方は難しいので出来るなら軽いジャンプで揺らすことを工夫して下さい)

・肩幅に足を開き立ちます。
・その場で膝を軽く屈伸しながら手首を振ります。
・ハンカチが無くて手洗いしたとき手を振る要領です。膝の屈伸に合わせて振ります。身体の力を抜いて下さい。特に肩の力を意識して抜きます。
・出来れば鏡の前に立って自分の身体の線が真っ直ぐ上下するのを確かめながらすると効果的です。
・しばらくしているとさっきまでモヤモヤしていた気持ちが次第にスッキリしてきます。

@「身体前後左右揺らし」
これは一旦上がってしまった気を静める意識体操と言って良いでしょう。

前後揺らし
・まず、かかとをつけて立ちます。(立つ力が弱い時は少し広げます)
・前後にゆったりと身体全体を揺らします。
・まず頭に意識をしながら揺れます。
・次に肩に意識をしながら揺れます。
・へそに意識をしながら揺れます。
・尾テイ骨を意識しながら揺れます。
・血が上っていたものが今は丹田(臍下)まで下がったはずです。

左右揺らし
・次に肩幅に立ちます。
・前後と同じように頭・肩・へそ・尾テイ骨と意識を下に下げながら揺ら  します。

これをした後に立った時足が地面に張り付いたように安定するはずです。
その時当然気持ちはお腹に静まっています。

身体を意識しながら揺らしてみると本当に気が静まってくるのは何故かはよく分かりません。多分、人は大半が「水」から出来ているからでしょう。音楽を聴いたり良い香りを嗅いで落ち着くのと同じくらいの効果が出ます。
さてこれらを実行してみて自分の気持ちが静かでおだやかなものになっているのが実感できますか?ストレスは消えていったはずです。如何でしょう。ダメなときはもう一度自分の感覚に一番良いと思うものを選んでもう一度して下さい。それでもダメなら効果無しとご判断下さい。僕はどれも効果が出ます。ひどい体調と思っていてもこれをしてすっかり治ったことは数限りがありません。ストレスがいくら来ても怖くなくなりました。

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NO.5 「一旦入り込んだストレスを追い出す」方法01/03/02
こころの奥底に沈殿したストレスや心配・不安・恐れはすぐには出ていきません。潜在意識に入っているからです。何かしようとするたびに現れては不安や恐れを掻き立てます。この沈殿物は追い出さないといけません。

@寝る前と朝起きたときには良い事のみを思う方法
これも簡単です。良い事だけを考えて眠りましょう。そして出来るだけそれが実現した様子をリアルに想像します。この映像化を如何に鮮明に出来るかで効果は変わります。実現できた過程は一切無視することです。出来たことのみを思います。そして、 朝起きたときは「やった!出来たぞ!」と思い、言葉に出して布団を跳ね上げます。 これを何度も繰り返しているとこころの奥底の沈殿物が次第に入れ替わると言われています。やってみましょう。

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NO.6 最強のストレス解消法01/03/07

今日は最強のストレス解消法をお話しします。簡単なようでひどく難しいこと・・・
それは「信念を持つこと」です。

今までは向こうからやって来るストレスの素に対するいわば防御法でしたが今度は違います。自分の武器のようなものです。

難しく考えると余計に難しくなりますから簡単に考えて下さい。
例えば皆さんは夜寝ますよね。そして朝起きます。当たり前ですね。
でも寝る時こんなことは考えませんか?「ひょっとして今寝たら明日起きられないかも知れない」

普通の人は考えません。これを習慣信念と言うのです。でも大病をすると考えることがあります。私など何度覚悟して寝たか分かりません。
この恐怖にうち勝って眠る時「信念」は生まれるのです。分かりますでしょうか?
日常の生活の中で常に私たちはストレスやら事件やらにさらされて生きています。例えば電車の事故の後に電車に乗るとき嫌な感じはしませんか?それは信念が揺らいでいる状態なのです。

例えはこんなことしか言えませんが今の仕事がうまく行くことを信念してことに当たるのとそうでない場合、必ず結果は大きく変わるのです。
お心当たりはありませんか?

何事も信念が人生の基本なのです。これさえあればどんなストレスにも動じることはありません。僕自身まだ出来ているとは言えません。人から教えていただいたことです。

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NO.7 すぐ治る犬のケガ 01/03/14

今回は「ストレス」というより潜在意識を変える方法をお話します。
ある獣医さんに聞いたのですが犬と人が同じようなけがをした時どちらが早く治ると思いますか?

・・・答えは圧倒的に犬です。

これは人の自然治癒力について考える参考になりました。同じ哺乳類である犬と人の大きな違いは脳にあります。大脳皮質が人は犬より相当大きい。つまりあまり考えない犬はすぐ治り、あれこれ考える人は治りが遅いのです。これは大脳皮質が病気の改善を遅らせる原因になっているという不思議な現象です。

昔、神戸に巽直道という方がおられました。「直道会」(じきどうかい)という道場を作り難病の患者さんを多く治癒したということです。
彼は人間の病気がなかなか治らず、文化・文明が発達してもむしろ難病は増える傾向にあることに対して大脳皮質=「心」の問題にその原因があると唱えました。

彼は病気はある部分大脳皮質が作り出す想像物であると言っています。特に大脳皮質は心、特に潜在意識と深く結びついていてこいつが病気を作ったり、回復を遅らせていると説きました。理屈はともかく実際完治した方は多く「病は気から」を証明したようなものです。

最初の例でいえば犬の心の奥に比べ人の心の奥にはいろんなものが詰まっていることがその原因と言うことです。

「自分はひどい病気になった。もう治らないのでは?」
「検査の結果を先生は教えてくれないけれど俺は不治の病になったのだろうか?」
などと大脳皮質が発達しているばかりに色んなことを考えに考えてしまい
犬のように

医師:「おい、ワン公。お前のケガはひどいからしばらく静かにしておけよ。」
犬:「ウ?・・・ウ?」「ワンワン」

とはいかないようです。

巽氏の実際の治療法は驚くほど単純明解。
それは・・・
「治る、治る、治る・・・」と一日中言いつづけることだったのです。もちろん納得してもらうための理屈(理論)は有ったようです。で、なければ誰もしないでしょうから。

私たちは科学教育を受けてきたために思考の姿勢がまず「疑う」ことからスタートします。人が何か言っているとそのそばから反論や批判を考え始めます。信じきることはだまされるもののように思いがちです。批判精神の無いようなものは馬鹿と同義語のように言われます。敗戦後は神道に対するアレルギーもあってその傾向は特に強いと思うのですが、如何でしょう?
昨年の「神の国」発言にマスコミが鬼の首を取った様に騒ぐのもそのひとつの表れだろうと思います。疑うこと・批判をすることが正義であり何かを信じることがそんなに悪いことなのでしょうか。少なくとも私は友人に持つならいつも疑いを持って生きている人よりも何かを無心に信じている人のほうが好きになれそうです。今や風前の灯火ですが、人として森さんはそんなに嫌いではありません。批判精神も使い方次第でしょう。

「治る、治る、・・・」療法は潜在意識の大掃除の意味を持っています。朝から晩まで唱えつづけていれば、嫌がおうにも心の奥に(潜在意識に)刻み込まれます。潜在意識の強化法としてご提案しておきたいと思いました。あなたもだまされてみませんか?体験的にも効果はあったと感じています。

これは尊敬するある先生からのご紹介で以下の本から学んだことです。 私も病気以前は疑いこそ知性の証拠と思っていました。今は盲信することだけには気をつけるようにしています。

(参考/3.4年前の情報)
PHP文庫「治る、治る、あなたもきっと治る」(越智宏倫著)

現在日研フード(株)という健康食品会社の社長である越智宏倫氏はこれで約30年間苦しんだ喘息を根治させ、この経験を元に事業を成功させると共に何冊か本も書いておられます。

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NO.8 進退極まった時 01/03/21

今回は「進退極まった時」の対応法をご紹介したいと思います。

生きている限りストレスをどんなに取り除いても自分の課題にどんなに努力と挑戦をしてもどうしようもないときは出てきます。特に大病などしてしまうと自分のイメージしていた人生がガラッと変わってしまい。呆然としてしまうことになると思います。いくら立派な本を読んでいても、いくら歯を食いしばって忍耐をしようとしてみても人にはその立場・時期・体調により限界と言うものが間違いなくあります。

健康体なら何とか耐えられ自己実現のチャンスになるようなことも残念ながら、病を得るとそう簡単にはことは運びません。頭が混乱し、、判断力はもうめちゃくちゃ、やがて頭は痛くなり、気持ちはもやもやしたまま夜は眠れなくなってしまいます。そして、体調はどんどん崩れてきます。そして、「万事休す」と言う言葉は本当にあるんだと気がつきます。同時にこころと身体がものすごく関係が深いことも分かります。

これに近い経験はありませんか?

私はありました。そしてある人に相談すると彼はこう言いました。

「難しく考えることはありませんよ。誰の人生も常にころころ変化しているんですから。万物流転はこの世も、人間も同じです。その時大事なのはまず何だと思います?」
「・・・?」
「まず、ご飯を食べるんです。」
「えっ?ご飯ですか。」

「ご飯です。昔から腹が減っては戦は出来ぬと言うじゃ無いですか。」 「そう言えば・・・」

「進退極まったと自分が思うとしたらそれは貴方のエネルギーが切れたのです。」
「なるほど」
「だからまず、エネルギーを入れなくちゃ。」

「ふんふん、それからどうするんですか?」

「だっぴ(脱皮)」
「えっ!だっぷん(脱糞)?」

「違う、違う、それでは臭いだけです。脱皮! ほれ・・・昆虫など脱皮して大きくなって行くじゃないですか。あれをするんです。つまり、今までの自分を一旦捨てるんです。そして新しい自分をつくるんです。」

こう説明して彼は「脱皮」の手続きとして
1,まず、今の自分にとって腹立たしいこと、困ったこと、辛いと感じていること、つまり自分を苦しめているマイナスの要因をすべて紙に書き出しなさい。

2,次に自分の夢やのぞんでいることをつまり心から望んでいること(プラスのことを)実現出来そうなことを書き出しなさい。簡単なことでも良いんです。朝体操する事を日課にするとか乾布摩擦をすることから地球を守る仕事を成し遂げることに至るまでとにかく思いつくまま書き出しなさい。

3, 1,で書いたものは古い殻です。ですから封筒に入れて封印しましょう。これは後で見ても構わないけれど、数ヶ月後に見るとあまりのあほらしさにあきれるはずです。見ずに捨てるか焼いても良いようなものです。

4, 2,で書いた夢や望みはこれからの貴方の新しい殻(身体)です。少しずつ実現してゆくように行動を起こしましょう。そしてその内容を短期・中期・長期に分けて実行してゆく優先順位を付けることです。

彼は最後にこう締めくくりました。
「夢を持つというと最近の方は何だか臭い表現と受け取る場合もありようですが・・・実はとても素晴らしいことです。

貴方の夢は夫婦の夢。
夫婦の夢は家族の夢。
家族の夢は社会の夢。
社会の夢は国の夢。
国の夢は世界の夢。
世界の夢は 宇宙の夢。

こうして貴方一人の夢がやがてこの世を変えて行くのです。」

良い話でした。しばし感動は納まりませんでした。

私はこの時会社を辞めようと決心し、「医療ジャーナリスト」になりたいと心の底から思いました。
あなたはどう思われましたか?

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NO.9 ストレス「投げ出し」法 01/03/27

今回は簡単に出来るストレス解消の実践方法をご案内します。
まず、次のようなテープを自分で作るか誰かに言ってもらいます。
部屋を少し暗くした上で、する方は仰向けに寝ます。そしてテープをかけましょう。
気持ちの良い音楽をBGMにかけてみるのも良いですね。

「テープの内容(誰かの言葉)」=ゆったりしたリズムで録音します。
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1.まず、ゆっくり息を吐き出しましょう。
2.その時、身体の力を全部抜いてください。残っていた力が次第に全部 抜けて行きます。抜けきったら少し息を吸いこみます。
(1.2.=これを3回くりかえします)
3.息を大きくゆっくり吸いながら右手右足を思いっきり伸ばします。
(出来ない場合はそのつもりになって下さい。)
4.伸びきったら「ストーン」と力を抜きます。同時に息をゆっくり吐きます。
5.ここで大きなため息をゆっくりしましょう。「あーーあ」と声に出して構いませんよ。
6.その時身体の力は全部抜けてしまいます。ため息と共に「何もかも投げ出して」みましょう。
7.息を大きくゆっくり吸いながら左手左足を思いっきり伸ばします。
(出来ない場合はそのつもりになって下さい。)
8.伸びきったら「ストーン」と力を抜きます。同時に息をゆっくり吐きます。
9.ここで大きなため息をゆっくりしましょう。「あーーあ」と声に出して構いませんよ。
10.その時身体の力は全部抜けてしまいます。ため息と共に「何もかも投げ出して」みましょう。

11.息を大きく吸いながら右膝を曲げて両手で引っ張ります。
12.ぐっと引っ張ったら「ストーン」と力を抜き右膝を伸ばします。手も元に戻します。同時に息をゆっくり吐きます。
13.ここで大きなため息をゆっくりしましょう。「あーーあ」と声に出して構いませんよ。
14.その時身体の力は全部抜けてしまいます。ため息と共に「何もかも投げ出して」みましょう。
15.息を大きく吸いながら左膝を曲げて両手で引っ張ります。
12.ぐっと引っ張ったら「ストーン」と力を抜き左膝を伸ばします。手も元に戻します。同時に息をゆっくり吐きます。
13.ここで大きなため息をゆっくりしましょう。「あーーあ」と声に出して構いませんよ。
14.その時身体の力は全部抜けてしまいます。ため息と共に「何もかも投げ出して」みましょう。
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以上です。

大きなため息と共に「何もかも投げ出して」みることがとても気持ちが良いものだと気づかれるのではないでしょうか。もうお分かりのように手足の動きはこだわらなくても良いのです。要は「何もかも投げ出す」ため息がポイントです。是非お試しください。

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NO.10 言葉の力 01/04/01

ストレスに強い自分に変えようと工夫すればするほどNO.6でお話した「信念」の強化 しか道はないことに気がつきました。技術ノウハウで頭の整理をするだけでは大きなストレスには太刀打ち出来ないことを身を持って体験しました。
ではどうしたら良いのか?それは結局「潜在意識」が変わるほどの毎日の繰り返しが一番効果的だというのが僕の結論です。あらゆる世界の信仰は日々の祈りの繰り返し であることをみてもこれは間違いのないことだと思っています。自分にとって気持ちが楽になる、嬉しくなる言葉を言い続けることがなかなか変えられない「信念」を変えて行くのだと思います。僕は気に入った言葉があると必ず手帳に書き留め、自分で声を出して言ってみることにしています。これが随分いいのものだと実感しています。
僕が毎日祈っている言葉を一つご紹介したいと思います。米国で50年以上のロングセラーになっている「人生におけるこころの法則」の一節です。こういう本がロングセラーになると言うことはあれほど豊かに見える米国人の中にも様々な苦しみ・悲しみを持っている方が多くいるという証拠でしょう。

「神様の意志は今日為されます。 今日は成就の日です。
 私はこの完璧な日に感謝を捧げ、奇跡には奇跡が続き、
 素晴らしい不思議は止むことがありません。」

敬虔なキリスト教徒である著者は宗教者ではなくイラストレイターです。この本で救われた人がいかに多いかは50年というロングセラーが事実として証明しています。残念ながら日本では絶版です。原文は丸善やネットで購入出来ます。原題は 「The game of life & How to play it」(Florence scovel shinn 著)

彼女にあやかって私は毎日この言葉を繰り返しています。信仰があろうがなかろうが自分のこころに響く言葉を大切にして繰り返してみることも「信念」を強固にしてストレスなどにビクともしない自分を作ることになるのではないでしょうか。

さて、「簡単ストレス解消法」は一旦ここでお休みして、「ヒントになる言葉」に引き継いでいきたいと考えています。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
ではまたお元気で!


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