<FA・THER(筋膜療法)による側わん症改善アプローチ>


以下は「筋膜療法」を指圧の専門家としての長いご経験とご自分のO脚改善の研究から独自の医学観に基づいて開拓された吉岡先生のHPでの一節です。

「Fa・ther(筋膜療法)は、医療で盲点になっている筋膜などの膜構造を静的にリセットして、原因のない??? 側弯症《側わん症》・猫背・O脚などの変形や、頭痛・五十肩・肩凝り・腰痛・膝関節痛・坐骨神経痛などの痛みを改善しています。
「筋膜や骨膜を静的にリセット」することにより、胸郭を拡げ柔軟にして呼吸機能を高めながら姿勢を改善し、脚の緊張をとりながら運動を行うことによって全身の血行を促進することを基本にしています。」


私達夫婦が吉岡先生に初めてお会いしたのは2000年の9月でした。娘の側わん症 改善の経験を僕が他のHPに投稿していたのをご覧になられて、手術やコルセットでしか対応が出来ない今の医学とは違う治療法は別にあると言うことが吉岡先生と僕達の共通点でした。

このHPの「特発性側わん症篇」に詳しく述べた通り、僕達夫婦はたまたま僕の脳卒中片麻痺回復の途上にあり、その経験から今の医学が唯一の対応法と薦める「手術・コルセット」に疑問を持ちました。可愛い娘のことですから、この決断には勇気が必要でしたが、どう考えても「娘の一生を考えたとき、身体につっかえ棒をして本当に回復するはずはない。身体は何かに頼ると退化してゆく。」と確信し、病院から遠ざかりました。

吉岡先生は長い間鍼灸の専門学校で教鞭を執った一流の先生です。人の身体を知っていると言う意味では机上の学問とは違う「手で感じる」実践派の治療家です。解剖学を充分理解した上での彼のお話は多少難しい部分もありましたが納得の出来るものでした。

人の身体が骨と筋肉だけで成り立つはずもなく、筋肉を弛めてもしっかり姿勢が保てるのはまさに筋膜や腱や骨膜のお陰であるのは言うまでもありません。それに筋肉は曲がるはずもなく、あの堅い骨が簡単には歪むはずもありません。筋膜など身体を支える部分の変形と考えるのが一番素直でしょう。

右利き(左利き)の人は常に偏った身体の使い方を自然に繰り返してしまいます。その偏った運動の繰り返しによって次第に筋膜などに歪みを作るのだと知り、側わん症改善の仮説として納得できるものでした。

バランスを失って歪んだ筋膜を手の面を使って「ズラしながら矯正して」ゆく独特の技法はお会いしてからこの1年間に更に磨きが掛かって来ました。そして「利き手で生活する以上誰でも側わん症になる可能性があるが発症するかどうかは内因(虚弱)にある」との見解にも至っておられます。

この間の彼の一つの結論は「自分は本人の歪みを矯正するお手伝いが出来るレベルに到達したが一番大切なのはこれまで何年も繰り返してきた歪みを作る癖(インプット)を患者さん自らが変えて行くこと」というものです。

この姿勢が医療者の理想的な姿勢だと常々感じて来た僕は彼の言葉に強く感銘を受けました。「側わん症」に悩む患者さんやご家族の皆さん。もちろんこれがすべてに適応するわけではないでしょうが、手術等を選択をする前に一度彼に会ってみることをお薦め致します。彼はきっと側わん症改善の道をあなたと共に歩んでくれるでしょう。

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