脳出血発症
から10年


気づき


医療ジャーナリストに
何故なるのか



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1 重篤
1994年11月16日深夜、東京出張中(自宅:神戸)に私は脳出血で倒れました。39歳の働き盛りでした。すごく元気でした。
最終診断によれば原因は「脳動静脈奇形による右脳内包部出血」でした。
しかし、発症当初は「脳腫瘍の疑い」が強く神戸から急遽駆けつけた家内は担当医から
「かなり重篤です。助からないかも知れません。」と言われ覚悟を決めさせられたようです。

2 回復
手術をしてみると腫瘍と思われたのは血腫であり比較的短時間の手術は無事終わり、その後、意識もすぐ戻り順調に回復し、年末には神戸の自宅近くのリハビリ病院へ転院しました。 その後神戸市営のリハビリ病院へ転院の後、自宅療養を経て社会復帰しました。

3 復帰そして退社 
 会社へ通うために自宅を神戸市から伊丹市に転居し、曲がりなりにも4年半の間通勤しました。社会復帰の難しさを痛感しながらも自分の身体をごまかしながら何とか努力してきましたが、2000年3月会社とご縁が無くなり退社しました。


Illustration by kaori